『マイクラ』アップデートの歴史|1.0から最新のゲームドロップまで年表で振り返る
『Minecraft(マインクラフト)』は、2011年11月の正式版1.0から今まで、無料のアップデートで遊べることを増やし続けてきた。2024年までは大型アップデートを年に1回ほど出していたが、2024年9月に方針を変え、今は年に何回かの「ゲームドロップ」で新要素を届けている。
この記事では、1.0から2024年のトリッキー・トライアルまでの大型アップデートと、ゲームドロップに変わった理由、これまでのドロップ11回を年表で振り返る。ネザーから、2027年に加わる新ディメンション「Sift(シフト)」まで、ディメンションの歴史もまとめた。
基本情報:マイクラのアップデート早見表

| 時期 | Java版 | アップデート名 |
|---|---|---|
| 2011年11月 | 1.0 | Adventure Update(の最後の段階) |
| 2012年10月 | — | Pretty Scary Update |
| 2013年 | — | Redstone Update、Horse Update |
| 2014年9月 | — | Bountiful Update |
| 2016年2月 | — | Combat Update |
| 2016年11月 | — | Exploration Update |
| 2017年6月 | 1.12 | 色彩の世界(World of Color) |
| 2018年7月 | 1.13 | Update Aquatic |
| 2019年4月 | 1.14 | ヴィレッジ・アンド・ピレッジ |
| 2019年12月 | 1.15 | バジー・ビー |
| 2020年6月 | 1.16 | ネザー・アップデート |
| 2021年6月 | 1.17 | 洞窟と崖: 第一弾 |
| 2021年11月 | 1.18 | 洞窟と崖: 第二弾 |
| 2022年6月 | 1.19 | ワイルド・アップデート |
| 2023年6月 | 1.20 | 旅路と物語アップデート |
| 2024年6月 | 1.21 | トリッキー・トライアル アップデート |
2012〜2016年のアップデートは、公式の紹介記事に書かれている名前と時期で並べた。2023年12月以降のゲームドロップは、下の「ゲームドロップの時代」の章に一覧がある。アップデート名は、公式サイトの日本語の年表の表記を使った。年表に表記がないものと、Update Aquatic(年表では「アプデート・アクアティック」)は英語名のままにした。
公式映像
2026年9月のMinecraft LIVE。4つ目のディメンションSiftと、次のドロップの氷の洞窟が発表された回の放送だ。
正式版1.0(2011年11月)

正式版1.0が出たのは2011年11月18日で、Xbox Wireによると、公開の場はファン向けイベントのMINECON 2011だった。公式サイトは、2011年9月のベータ1.8と11月の1.0の両方を「Adventure Update」と呼んでいて、1.0はその最後の段階にあたる。
公式サイトの紹介記事によると、1.0ではエンダードラゴンが加わり、エンチャント、醸造、動物の繁殖もこのときに入った。ドラゴンの卵、大釜、きらめくスイカの薄切り、子どもの動物も、この1.0で追加されたと公式記事は書いている。
名前付きの大型アップデートが続いた時代(2012〜2016年)

1.0のあとは、テーマごとに名前を付けたアップデートが続いた。2012年10月の「Pretty Scary Update」では、コウモリ、ウィッチ、ウィザー、パンプキンパイ、金床が登場している。Xbox Wireは、この回で入ったコマンドブロックも大きな変化として挙げる。
2013年には、レッドストーンの仕掛けでできることを広げた「Redstone Update」と、手なずけて乗れるウマが加わった「Horse Update」が出た。Xbox Wireは、この2つが遊びの幅を広げ、コミュニティの声を生かした開発を示したと振り返っている。2014年9月の「Bountiful Update」では、ウサギ、プリズマリン、スライムブロック、旗、エンダーマイト、海底神殿が加わった。

2016年2月の「Combat Update」は戦い方そのものを作り直した回で、盾、効能付きの矢、シュルカーが入り、エンドにも手が入っている。11月の「Exploration Update」で増えたのは、エヴォーカー、シュルカーボックス、探検家の地図、不死のトーテム、ラマ、森の洋館だ。
世界を大きく作り変えた時代(2017〜2020年)

2017年6月の1.12「色彩の世界(World of Color)」では、色の付いたブロックが見直され、彩釉テラコッタ、ベッドの染色、オウムが加わった。2018年7月の1.13「Update Aquatic」は海のアップデートで、海のバイオーム、沈没船、海底遺跡、イルカ、カメ、トライデントが入った。統合版では、この回を2段階に分けて配信した。
2019年4月の1.14「ヴィレッジ・アンド・ピレッジ」では村が作り直され、村人の仕事を決める職業ブロックのほか、ピリジャー、パンダ、竹が登場した。同じ年の12月の1.15「バジー・ビー」は、ミツバチとハチの巣、ハチミツを加えている。

2020年6月の1.16「ネザー・アップデート」では、ネザーに真紅の森、ソウルサンドの谷、玄武岩デルタといった新しいバイオームができ、ピグリン、ホグリン、ストライダー、ネザライトが加わった。
地形と冒険が広がった時代(2021〜2024年)
2021年の「洞窟と崖」は、6月の第一弾(1.17)と11月の第二弾(1.18)の2回に分けて出た。第一弾ではウーパールーパー、ヒカリイカ、ヤギ、銅が加わり、第二弾ではワールドの高さが広がって、新しい洞窟と山の地形、大きな鉱脈が生まれた。

2022年6月の1.19「ワイルド・アップデート」では、地下深くのディープダークと、そこにすむウォーデンが登場した。カエル、アレイ、チェスト付きのボート、マングローブもこの回からだ。

2023年6月の1.20「旅路と物語アップデート」では、桜の林、スニッファー、ラクダ、考古学、防具の装飾、吊り看板が加わった。

2024年6月の1.21「トリッキー・トライアル アップデート」では、トライアルチャンバーやブリーズ、ボグドに加えて、メイスとクラフターも入った。2025年12月に番号の付け方を変えたときの公式記事によると、このあとのドロップはしばらく1.21のままで、Java版は1.21.2、1.21.4と後ろの数字だけが増えていった。
ゲームドロップの時代(2023年12月〜)
なぜ年1回の大型アップデートをやめたのか

Mojangは2024年9月8日の記事「The future of Minecraft’s development」で、夏に年1回出していた無料アップデートをやめ、無料のゲームドロップを年に何回か出すと発表した。理由として挙げたのは、新しい要素をもっと頻繁に遊びたいというプレイヤーの声だ。ドロップの大きさは回ごとに違う、とも書いている。
同じ記事は、2023年12月のドロップを「最初の試行」、2024年4月のアーマード・パウズをその次と位置づけている。公式の年表のFAQは、ゲームドロップの始まりを2023年のバット・アンド・ポットとしている。この発表では、Minecraft LIVEを年1回から年2回に増やすこと、モブ投票をやめることもあわせて伝えられた。番組の見方と歴代の回の発表はMinecraft LIVEの記事にまとめた。
これまでのゲームドロップ一覧
| ドロップ | 配信日 | Java版 | 統合版 | 主な新要素 |
|---|---|---|---|---|
| バット・アンド・ポット | 2023年12月 | 1.20.3 | 1.20.50 | コウモリの見た目の変更、飾り壺に物を入れられるように |
| アーマード・パウズ | 2024年4月23日 | 1.20.5 | 1.20.80 | アルマジロ、オオカミの新しい見た目8種類、オオカミの鎧 |
| バンドル・オブ・ブレイバリー | 2024年10月22日 | 1.21.2 | 1.21.40 | バンドル、統合版のハードコアモード |
| ガーデン・アウェイケンズ | 2024年12月3日 | 1.21.4 | 1.21.50 | ペールガーデン、クリーキング、ペールオーク |
| スプリング・トゥ・ライフ | 2025年3月25日 | 1.21.5 | 1.21.70 | ブタ・ウシ・ニワトリの新しい見た目、環境音 |
| チェイス・ザ・スカイズ | 2025年6月17日 | 1.21.6 | 1.21.90 | ハッピーガスト、統合版のバイブラントビジュアルズ |
| 銅の時代 | 2025年9月30日 | 1.21.9 | 1.21.111 | 銅の道具と防具、銅のゴーレム、棚 |
| マウント・オブ・メイヘム | 2025年12月9日 | 1.21.11 | 1.21.130 | 槍、ネザライトの馬鎧 |
| タイニー・テイクオーバー(Tiny Takeover) | 2026年3月24日 | 26.1 | 26.10 | ベビーモブの新デザイン、金のタンポポ |
| カオス・キューブド(Chaos Cubed) | 2026年6月16日 | 26.2 | 26.30 | サルファーキューブ、硫黄の洞窟 |
| ウィルダネス・バウンド | 2026年9月15日 | 26.3 | 26.50 | まだらな森、放棄されたキャンプ、クッション |
公式の年表のFAQによると、ドロップは原則としてJava版と統合版の同じ日に配信される。例外はバイブラントビジュアルズで、統合版に先に入った。バット・アンド・ポットは、Java版の配信日が公式記事とランチャーのデータで1日食い違うため、表では月までにした。

2024年は、アーマード・パウズ、バンドル・オブ・ブレイバリー、ガーデン・アウェイケンズの3回のドロップが出た。ガーデン・アウェイケンズでは、白っぽい森のペールガーデンと、そこにすむクリーキングが登場している。

2025年は、表のとおり4回のドロップが出た。6月のチェイス・ザ・スカイズでは、光と影の表現を強めるバイブラントビジュアルズが統合版に入り、両エディション同日配信の例外になった。対応機種と設定はバイブラントビジュアルズの解説記事にある。9月の銅の時代は、銅でできる道具や防具を増やし、銅のゴーレムを加えた回だ。

12月のマウント・オブ・メイヘムは、Java版1.21.11・統合版1.21.130という、1.21から始まる古い番号の最後の回になった。2026年のタイニー・テイクオーバー、カオス・キューブド、ウィルダネス・バウンドの中身と、Minecraft LIVEで初公開された次のドロップの「氷の洞窟」は、最新アップデートまとめで紹介している。
2026年から番号も「26.x」に
ドロップ制に合わせて、Mojangは2025年12月2日に番号の付け方も変えると発表した。2026年からは先頭が西暦の下2桁になり、Java版は26.1、統合版は26.10のように、エディションによって後ろの数字の振り方が違う。読み方は最新アップデートまとめで説明している。
ディメンションの歴史:ネザーから新ディメンション「Sift(シフト)」まで

ネザーは、公式サイトによると2010年に加わった。Java版ではAlpha 1.2.0の「Halloween Update」、統合版では0.12.1でのことだ。約10年後の2020年のネザー・アップデートで、ネザーは大きく作り直されている。
エンドには、正式版1.0でエンダードラゴンが加わった。

2026年9月のMinecraft LIVEで、4つ目のディメンション「Sift(シフト)」が発表された。公式サイトは、これを14年以上ぶりの新しいディメンションと紹介している。Xbox Wireによると本編には2027年に加わり、それより先に、9月29日発売の『Minecraft Dungeons II』で遊べる。詳しくは新ディメンション「Sift(シフト)」の解説にまとめた。
よくある質問
Q. ゲームドロップはいつから始まった?
最初のドロップは2023年12月のバット・アンド・ポットで、方式として正式に発表されたのは2024年9月だ。
Q. 大型アップデートとゲームドロップは何が違う?
大型アップデートは、主に夏に年1回出ていた大きな更新だ。ゲームドロップは年に何回か出る無料の更新で、回ごとに大きさが違う。
Q. いちばん新しいアップデートは?
2026年9月15日配信のウィルダネス・バウンドだ。中身は最新アップデートまとめで紹介している。
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