ゲーム情報
PR

『マイクラ』モブ投票の歴史|歴代の候補と結果、本編に入った時期と2024年の廃止まで

2020年のモブ投票の3つの候補を並べたイラスト。花の咲いたウシのMoobloom、氷の魔法使いのIceologer、光るイカのGlow Squid
今日もゲームをはじめよう編集部
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「モブ投票(Mob Vote)」は、『Minecraft(マインクラフト)』の公式番組Minecraft LIVE(とその前身のMINECON)で、次に本編へ加わるモブをプレイヤーの投票で決めていた企画だ。2017年から2023年まで毎年1回、バイオームを選んだ年も含めてあわせて7回開かれた。モブの投票は5回で、ファントム、ヒカリイカ、アレイ、スニッファー、アルマジロが選ばれている。2018年と2019年は、次に作り直すバイオームの投票だった。

2024年9月、Mojangは番組の形式を変えるのとあわせて、モブ投票をやめると発表した。落選したモブのうち、2021年のカッパーゴーレムは、公式が例外として復活させ、2025年9月30日のJava版1.21.9で本編に入った。

スポンサーリンク

基本情報:モブ投票の概要

項目内容
開催2017年〜2023年(年1回、計7回。モブ5回、バイオーム2回)
開催の場MINECON Earth(2017・2018年)、MINECON Live(2019年)、Minecraft Live(2020〜2023年)
形式3つ(2017年は4つ)の候補から1つを選ぶ
投票の場所2018・2020・2021年はTwitter。2022・2023年はminecraft.net、ランチャー、統合版の専用サーバー
選ばれたものファントム、タイガ、山、ヒカリイカ、アレイ、スニッファー、アルマジロ
終了2024年9月の公式記事で、モブ投票をやめると発表
映像:Minecraft公式/Minecraft Live 2022: Mob Vote Winner

歴代の投票と結果(一覧)

本編に入った時期は、Java版の配信日で、公式の配信記事の日付を使った。

年候補当選本編に入った時期(Java版)
2017Mob A〜Dの4体Mob B(ファントム)1.13(2018年7月18日)
2018タイガ、サバンナ、砂漠(バイオーム)タイガ1.14 ヴィレッジ・アンド・ピレッジ(2019年4月22日)
2019沼地、山、荒野(バイオーム)山ヤギは1.17(2021年6月8日)
山のバイオームは1.18(2021年11月30日)
2020Iceologer、Moobloom、ヒカリイカヒカリイカ1.17(2021年6月8日)
2021Glare、アレイ、カッパーゴーレムアレイ1.19 ワイルド・アップデート(2022年6月7日)
2022スニッファー、ラスカル、タフ ゴーレムスニッファー1.20(2023年6月7日)
2023カニ、アルマジロ、ペンギンアルマジロ1.20.5 アーマード・パウズ(2024年4月23日)

投票から本編に入るまでは、多くの年で約8か月だった。短いのはアルマジロの約6か月、長いのは山で、ヤギまで約1年8か月、山のバイオームまで約2年2か月かかった。

年ごとに振り返る

2017年:4体からファントムが選ばれた

2017年11月のMINECON Earthでは、Mojangが新しいモブを4体設計し、そのうち1体だけをゲームに加えると告知した。番組の中で投票を開き、人気の低いものから順に落として最後の1体を残す形だった。

候補の副題は、Mob Aが「The Monster of the Ocean Depths」、Mob Bが「The Monster of the Night Skies」、Mob Cが「The Great Hunger」、Mob Dが「The Hovering Inferno」。Mob Aは触手で水中へ引きずり込む海の怪物、Mob Cは地面に擬態して口に落ちたものを食べるモブ、Mob Dはブレイズの親玉のようなネザーのモブだった。

勝ったMob Bは、高い所に湧き、何日も眠っていないプレイヤーを群れで襲うマンタのような飛行モンスターで、のちにファントムと名付けられた。投票の前にJens Bergenstenさんは、オーバーワールドにはまだ空を飛ぶモンスターがいないことを、このモブを作った理由に挙げていた。

夜空を飛ぶファントムの群れ。右の1体は口を開けている
画像:ファントムの紹介記事の見出し画像/出典:Minecraft公式サイト(Meet the Phantom)

ファントムは2018年7月18日のJava版1.13で本編に入った。開発の途中で見た目は大きく作り直され、初期のデザインはJava版のスナップショットで公開されている。

2018年・2019年:バイオームを選んだ2回

2018年のMINECON Earth 2018では、タイガ、サバンナ、砂漠の3つから、次に作り直すバイオームを選んだ。公式は、投票で決めるのは更新する順番で、3つともいずれ更新すると説明していた。番組中に@MinecraftのTwitterで投票し、最下位を落として残り2つで2回目の投票をする形で、タイガが選ばれた。2019年4月22日のヴィレッジ・アンド・ピレッジで、キツネとスイートベリーが加わった。

黄色く光る四角い出入り口の前に立つ、ピクセル調の人物2人
画像:2018年のバイオーム投票の告知の画像/出典:Minecraft公式サイト(2018年のバイオーム投票の告知)

2019年のMINECON Liveの候補は沼地、山、荒野の3つで、投票は放送中だけだった。沼地にはマングローブの木とカエル、山には険しい地形とヤギ、荒野にはハゲワシやタンブルウィードが約束されていた。選ばれたのは山だ。2020年のMinecraft Liveで発表された洞窟と崖アップデートは、この山のアップデートを含むと説明され、2021年6月の1.17でヤギが、11月の1.18で尖った山頂などの山のバイオームが入った。

2020年:ほかの作品から来た3体

2020年のMinecraft Liveの候補は、3体とも別の作品から来たモブだった。Iceologerは『Minecraft Dungeons』の敵で、雪山の頂上に住み、氷の雲を投げる。Moobloomとヒカリイカ(Glow Squid)は『Minecraft Earth』のモブで、Moobloomはミツバチと関わる花のウシだ。Twitterでの投票でヒカリイカが選ばれ、2021年6月8日の1.17で本編に入った。公式の紹介記事によると、ヒカリイカはもともと『Minecraft Earth』のために作られ、Earthのサービスが終わったあとに本編で居場所を得た。

2021年:アレイが選ばれ、カッパーゴーレムは落選

2021年の候補は、暗くてモンスターが湧く場所を教えるGlare、渡したアイテムと同じものを集めてくるアレイ、自分で組み立てる銅のゴーレムで、時間とともに酸化するカッパーゴーレムの3体。カッパーゴーレムが選ばれた場合は、銅のボタンも一緒に加わる予定だった。Twitterの投票でアレイが選ばれ、2022年6月7日のワイルド・アップデートで本編に入った。本編では、檻を壊してアレイを助け出し、アイテムを渡すとついてくる。

森の中に、Glare、アレイ、カッパーゴーレムの3体が小さく並ぶピクセル調のイラスト
画像:Minecraft Live 2021のまとめ記事に載った3つの候補/出典:Minecraft公式サイト(Minecraft Live 2021のまとめ)

2022年:投票がゲームの中へ

2022年は、投票の場所がTwitterから、minecraft.net、ランチャー、統合版のカーニバル風の専用マップに移った。公式は、安全で公平な投票のためとして、Microsoftアカウントでのサインインを必要にした。投票は番組の前日から24時間(日本時間では10月15日の1時から)で、期間中は何度でも投票し直せ、最後の票が有効になる仕組みだった。

候補は、絶滅したモブのスニッファー、地下深くでかくれんぼをし、3回見つけると賞品をくれるラスカル、アイテムを持たせて飾れる動く石像で、組み立てに羊毛のブロックを使うと同じ色のマントを着るタフ ゴーレムだ。投票の総数は350万票を超え、スニッファーが約200万票、55%を集めて選ばれた。公式によると、それまでのどの投票よりも高い割合だった。

候補のときは、海底遺跡のチェストで卵を探すと説明されていたが、2023年6月7日の1.20で入ったスニッファーの卵は、怪しげな砂から掘り出す形に変わった。

砂浜に立つスニッファー。緑の苔のような背中と、大きな鼻を持つ
画像:1.20で本編に入ったスニッファー/出典:Minecraft公式サイト(スニッファーの1.20への追加の告知)

2023年:最後の投票はアルマジロ

2023年の候補は、マングローブの沼地に住み、片方の大きなハサミでブロックを遠くに置けるようになるカニ、驚くと丸まり、落とすウロコでオオカミの鎧を作れるアルマジロ、石だらけの海岸に住み、ボートを速く進められるペンギンの3体。この年の告知で公式は、新しいモブへの投票は、開発の時間を何に使うかを決める手助けになると説明している。

投票は約48時間開き、最後の1票だけが数えられた。XboxとPlayStationでは、期間を限って、ゲームを持っていなくても投票できた。選ばれたのはアルマジロで、2024年4月23日のアーマード・パウズで本編に入った。

投票のしかたの移り変わり

年投票の場所期間と特徴
2017番組の中4択。最下位から順に落とす
2018Twitter(@Minecraft)番組の中。3択から2択へ、2回投票
2019番組の中放送中だけ投票できた
2020Twitter番組の中。3択
2021Twitter番組の中。3択
2022minecraft.net、ランチャー、統合版の専用マップ番組の前日から24時間。Microsoftアカウントが必要。最後の票が有効
2023統合版のライブイベントサーバー、minecraft.net、ランチャー約48時間。最後の1票が有効

落選した候補のその後:カッパーゴーレムの復活

2021年に敗れたカッパーゴーレムは、公式が例外として復活させた落選モブだ。2025年7月1日、公式は次のゲームドロップの最初の機能の1つとして、銅のチェストなどとともにカッパーゴーレムを発表し、統合版のベータとプレビューで試せるようにした。くり抜かれたカボチャを銅ブロックの上に置いて作る。2025年9月30日の銅の時代(Java版1.21.9)で本編に入り、落選から約3年11か月たっての登場になった。

サクラの林の花畑で、開いた銅のチェストのそばに立つカッパーゴーレム
画像:カッパーゴーレムの発表を伝えた公式記事の画像/出典:Minecraft公式サイト(A new friend with a familiar patina)

同じ記事で、公式はほかの落選モブも復活させるのかという疑問に答えている。今のところ予定はないが、ゲームドロップの方向性に合えば、古いアイデアを見直す可能性はあるという。

2024年の廃止:Minecraft LIVEは年2回に

モブ投票の終わりは、2024年9月の公式記事「マインクラフトの今後の展開」で伝えられた。日本語版は、マインクラフト ライブの形式を変更し、モブ投票を廃止して、新しいものを届けると書いている。同じ記事で、年1回だったMinecraft LIVEを年2回に増やすこと、夏に年1回の無料アップデートを出す代わりに、年に何度も無料のゲームドロップを出すことも発表された。

同じ記事は、開発に反映されたコミュニティの声の例も挙げている。サクラの林はコミュニティのメンバーの提案から生まれ、オオカミの見た目の種類は公式のフィードバックサイトへの提案から始まった。アルマジロのデザインもフィードバックを受けて変わり、正面にあった目が頭の側面に移った。

オレンジ色の背景に、アルマジロの初期のデザイン(左)と最終のデザイン(右)が並ぶ
画像:「マインクラフトの今後の展開」に載ったアルマジロのデザインの変化/出典:Minecraft公式サイト(The future of Minecraft’s development)

番組の見方と各回の発表はMinecraft LIVEの記事で、ゲームドロップを含むアップデートの流れはアップデートの歴史でまとめている。

出典・公式情報

記事で紹介した作品・関連商品の案内

Minecraft本体の取扱いを探す。

スポンサーリンク
サイトについて
今日もゲームをはじめよう編集部
今日もゲームをはじめよう編集部
ゲームメディア
新作ニュース、レビュー、攻略、ゲームイベント情報を、公式情報を確認しながら届けます。新着記事は公式X @kyomogame でも案内しています。
記事URLをコピーしました