「バイオハザード30周年展」10月30日開幕|等身大ウェスカー・約290cmドミトレスク、グッズ詳細
カプコンのサバイバルホラー『バイオハザード』シリーズ30周年を記念した大型展覧会「THE WORLD OF BIOHAZARD 30周年展」が、2026年10月30日(金)から12月24日(木)まで東京・渋谷BEAMで開催される。主催・企画制作は東北新社、協力・監修はカプコン。全券種が日時指定制で、一般チケットはチケットぴあで販売中だ。
8月28日に展示内容とオリジナルグッズの一部が公開された。会場には、シリーズの敵役を代表するアルバート・ウェスカー、圧倒的な身長で知られるオルチーナ・ドミトレスク、主人公のひとりであるレオン・S・ケネディの等身大造形が並ぶ予定だ。とくにドミトレスクは、座った姿でも約290cmに達するという。ゲーム画面越しに見てきた人物の大きさを、同じ空間で確かめられる展示になる。
本稿では、30周年展で見られるもの、発表済みグッズ、開催日時、チケット料金、入場前に確認しておきたい条件を公式情報から整理する。
30年分の恐怖を、事件と原因からたどる展覧会
初代『バイオハザード』が発売されたのは1996年。洋館という閉ざされた舞台で、限られた弾薬や回復手段をやり繰りしながら生還を目指す設計は、その後のサバイバルホラーに大きな影響を与えた。シリーズはラクーンシティの惨劇にとどまらず、世界各地のバイオテロ、寄生生物、特異菌へと題材を広げてきた。カプコンによると、シリーズ累計販売本数は2026年6月30日時点で2億1300万本を超えている。
30周年展は、歴代作品の画像を年代順に並べるだけの回顧展ではない。公式サイトで公開された会場マップには、大型スクリーンで歴代の名場面を映す「THE WORLD OF BIOHAZARD シアター」、恐怖の原因とクリーチャーを追う「恐怖のエビデンス」、主人公たちの足跡を扱う「対峙する者たちの記憶」などが記されている。

入口から出口まで進む過程で、シリーズが30年間に描いてきた「何が人間を怪物へ変えたのか」と「誰がその脅威に立ち向かったのか」を両側から振り返る構成だ。会場マップにはまだ「COMING SOON」とされた区画もあり、すべての内容が発表されたわけではない。
ウイルス、寄生生物、特異菌――恐怖の変化を立体展示で見る
展示の中心になる「恐怖のエビデンス」は、シリーズの脅威を「始まりのウイルス」「寄生生物との対峙」「特異菌と幻覚」という三つのテーマで追う。
「始まりのウイルス」では、t-ウイルスと、それによって生まれたゾンビやクリーチャーを扱う。シリーズ初期の恐怖は、元は人間だったものが感染によって変貌する過程と、倒したはずの敵が再び立ち上がる不安にあった。展示では開発資料と立体物を通じ、ゲーム内で断片的に読んできた研究や事件の背景を現実の空間へ引き出す。
「寄生生物との対峙」は、『バイオハザード4』などに登場するプラーガと感染者を扱う区画だ。ここではアルバート・ウェスカーの等身大造形が初公開される。ウェスカーはS.T.A.R.S.隊長として登場しながら、シリーズ全体の裏側で暗躍してきた人物。黒い装いとサングラスを含め、画面上の印象がどのようなスケールで再現されるのか見どころになる。

「特異菌と幻覚」では、『バイオハザード7 レジデント イービル』や『バイオハザード ヴィレッジ』へ続く、菌と精神への干渉を思わせる空間が用意される。中心に置かれるのが、ドミトレスク城の城主オルチーナ・ドミトレスクだ。公式発表によれば、イベント用に制作される座像は約290cm。原作設定の巨大さを、写真映えだけで終わらせず、プレイヤーと敵の体格差として体感できそうだ。

主人公側には等身大レオン。人物の記憶も追体験
敵や感染源の展示を抜けた先にある「対峙する者たちの記憶」は、事件を生き延びてきた主人公たちへ焦点を移す。展示内容の一部として、レオン・S・ケネディの等身大造形が予告されている。
レオンは『バイオハザード2』で、着任初日にラクーンシティの惨劇へ巻き込まれた新人警官として登場した。その後は大統領直属のエージェントとなり、『バイオハザード4』などで危険な任務に挑む。シリーズ初期と中期をつなぐ代表的な人物だけに、ウェスカーやドミトレスクと同じ会場に並ぶことで、作品ごとに変化してきた服装や装備、人物像を見比べる入口にもなる。

現段階では、レオン以外にどの主人公が立体展示されるかは発表されていない。公開済みのイメージだけを根拠に登場人物を断定せず、追加情報を待ちたい。
グッズは「怖い」と「妙にかわいい」が同居
物販では、シリーズの象徴的な敵や道具を日用品へ落とし込んだオリジナルグッズが販売される。発表済みの商品は「振り向きゾンビぬいぐるみ」「ラクーン君マスコットキーホルダー」「弾薬ケースタブレット(RED EAGLE/DRAGONFLY)」「動く!ゾンビ犬」「リッカースリッパ」「“湯”豆腐バストイ」「30周年展キービジュアルアクリルブロック」など。

初代の有名な振り向き場面をぬいぐるみにした商品や、リッカーの舌を足元へ伸ばすスリッパなど、知っている人ほど元ネタが伝わる品が多い。作品内では遭遇したくない存在を、あえて部屋へ持ち帰れるのが面白いところだ。商品の価格、購入上限、全ラインアップは今後追加される可能性があるため、来場前に公式サイトのグッズページを確認したい。
なお、グッズショップだけを利用することはできない。入場券を持って展示を観覧した来場者が対象で、会計は未就学児を除き1人1回まで。在庫切れや混雑時の入場制限もあり得る。限定品目当てで予定を立てる場合も、購入を保証する仕組みではない点には注意が必要だ。
開催日は10月30日から12月24日。渋谷BEAMで56日間
| 催事名 | THE WORLD OF BIOHAZARD 30周年展 |
|---|---|
| 会期 | 2026年10月30日(金)~12月24日(木)/休館日なし |
| 会場 | 渋谷BEAM 4F BEAM Gallery(東京都渋谷区宇田川町31-2) |
| 営業時間 | 平日10:00~21:00、土日祝9:00~21:00(最終入場19:59)※10月30日は9:00開場 |
| 主催・企画制作 | 東北新社 |
| 協力・監修 | カプコン |
| 入場方式 | 全券種・日時指定制 |
会場は渋谷駅から徒歩約5分。終了時刻が遅いため平日の仕事帰りにも立ち寄りやすいが、チケットは日時指定制なので、営業時間内なら自由に入れるわけではない。
チケットは日時指定制。前売券のほうが300円安い
| 券種 | 平日 | 土日祝 |
|---|---|---|
| 前売・大人 | 3,000円 | 3,300円 |
| 前売・小学生 | 1,300円 | 1,500円 |
| 会期中・大人 | 3,300円 | 3,600円 |
| 会期中・小学生 | 1,500円 | 1,700円 |
1回の決済で購入できるのは6枚まで。未就学児は大人1人につき1人まで無料で入場できる。チケット代とは別にプレイガイドの手数料がかかる場合があり、希望時間が売り切れることもある。特典付きチケットは公式サイト上で完売と案内されているため、これから購入する場合は通常券の空き状況を確認することになる。
先行抽選ではCAPCOM IDと「バイオハザード ポータル」への登録が条件だったが、その受付は終了済み。現在のチケットぴあ一般販売についてはCAPCOM IDを参加条件としていない。先行販売時の案内と一般販売を混同しないようにしたい。
まだ伏せられた展示がある。続報も確認してから予定を決めたい
30周年展は、シリーズを遊んできた人が名場面や設定を振り返る場であると同時に、ゲーム内では把握しにくかった人物とクリーチャーの大きさを現実の空間で確かめられる催しになりそうだ。ウェスカー、ドミトレスク、レオンの立体造形だけでも世代の異なる作品を横断している。
一方、会場マップには未公開区画が残り、グッズも「一部公開」の段階だ。混雑や在庫を考えると早めに日時を押さえる利点はあるが、展示の全容を見てから選びたい人は、公式サイトと公式Xで次の発表を確認するとよい。少なくともチケットが日時指定制であること、物販のみの入場はできないこと、前売と会期中で料金が変わることは、購入前に把握しておきたい。

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