『Burn With Me』無料デモはどこまで遊べる?日本語対応と製品版との違い
『Burn With Me』は、超自然学を学ぶ大学生が、熱心な教員に導かれて禁じられた儀式に踏み込んでいく物語のデッキ構築ゲームです。召喚したクリーチャーのカードは並べる位置で効果が変わり、燃やすとデッキから失われます。
Steamでは2026年5月28日から無料デモが配信されていて、収録の中心は全6章のうち第1章です。製品版は10月12日に発売されました。日本語はメニューなどの画面表示と字幕に対応し、音声は英語のみです。
『Burn With Me』の基本情報:発売日・価格・対応OS
| 項目 | 製品版 | 無料デモ |
|---|---|---|
| 配信開始 | 2026年10月12日 | 2026年5月28日 |
| 価格 | 有料(価格はSteamページで確認) | 無料 |
| 収録範囲 | 全6章 | 第1章が中心 |
| 対応OS | Windows、macOS、SteamOS+Linux | Windows、macOS、SteamOS+Linux |
| プレイ人数 | 1人(シングルプレイヤー) | 1人(シングルプレイヤー) |
| 日本語 | インターフェース・字幕 | インターフェース・字幕 |
| 開発・販売 | 開発 Nozomu Games/販売 Inner Pocket | 同じ |
無料デモで遊べる範囲:第1章と、後の章の先行紹介
2026年5月の配信開始の告知で、開発元はデモの中身として次の4つを挙げていました。
- 第1章(ハードモードを任意で選べる)
- 物語と世界の背景を補うカットシーン
- 英語のフルボイス
- 8言語への対応
翌6月の告知では、後の章を少しだけ先に見られる内容をデモに加え、第1章にも風変わりな魚を1匹足したと伝えています。いま配信中のデモにこの先行紹介が残っているかは、デモページの説明からは読み取れません。

第1章は物語の入口でもあります。舞台は超自然学を教える大学がある魔法の世界で、ストアの日本語説明が示す導入は、苦難を抱えた者を救う唯一の手段が悪魔の召喚だった、というものです。手描きのアートと実写の映像を混ぜた画づくりで、開発元は「ほっとするのに不気味」な手触りを狙ったと説明しています。
デモはいつでもセーブでき、制限時間のある操作もないので、第1章を自分のペースで区切りながら進められ、操作もマウスだけで足ります。
カードを並べて燃やす:『Burn With Me』のルール
戦い方の軸は二つあります。召喚したクリーチャーのカードを並べて点を伸ばすことと、カードを燃やして手放すことです。以下のカード名と効果は、Steamに掲載された英語表示のスクリーンショットから読み取りました。
並べる位置で効果が変わる
デモ版のスクリーンショットには、召喚するクリーチャーを3枚の候補から選ぶ場面が写っています。「Octopod」は両隣のカードの基礎点を永続的に1点ずつ上げ、「Gados」は左右の隣のカードの基礎点の差を自分の点に足します。「Rana」が5点を得るのは、隣にカードがないときだけです。

隣に何を置くか、何も置かないかで、同じカードでも点が変わってきます。カード図鑑の画面には、手札のいちばん左の枠から出すと7点増える「Felis」も見え、位置の考え方は場だけでなく手札の並びにも及んでいます。
燃やしたカードはデッキから消える
ゲーム内の用語説明では、「Burn(燃やす)」はカードをデッキから永久に取り除くことです。製品版のスクリーンショットにある「Lacerta」は15点と高い基礎点を持つのに、ターンの終わりまで場に残すと燃えて手元に戻りません。同じ画面の「Flamini」は、そのターンに出したカード1枚につき1点、燃やしたカード1枚につき3点を得るカードです。もう1枚の「Turtur」は、手札のカード1枚にそのターンだけ10点を足します。基礎点を永続的に上げるOctopodとの違いは、効果が続く長さです。

カード図鑑には、手札のいちばん右のカードを燃やす「Vulpes」もあります。ストアの説明もカードを燃やして失うことを主要な戦術に挙げていて、強いカードを残すか、燃やして点に変えるかの選択がデッキ作りの中心になります。
製品版との違い:全6章とカードの別イラスト
製品版では全6章を通して遊べます。ストアの説明によると登場人物は6人で、人物たちが抱える深い恐れや執着に合わせてゲームプレイが変わっていく作りです。カードはストアの表現で「ほぼ100枚」です。図鑑の画面では章ごとに区切って並び、まだ見つけていないカードは疑問符の絵で伏せてあります。

製品版には、30人以上のアーティストがカードの別の絵を描いた企画「Mega-collab」も入っています。章をクリアしたときに使っていたカードの別の絵が解放され、カード図鑑(Bestiary)で表示する絵を選べる仕組みです。図鑑には描いたアーティストの紹介も載ります。カードの数は、この告知では「全100枚」でした。
Steam実績(33個)、Steamクラウド、ファミリーシェアリングも製品版の機能欄にあり、いずれもデモの機能欄にはありません。
日本語は字幕まで、音声は英語
Steamの言語表では、製品版もデモも、日本語はインターフェイスと字幕に対応しています。フル音声は英語だけなので、台詞は英語の声を聞きながら日本語の字幕で読む形です。
| 言語 | インターフェイス | フル音声 | 字幕 |
|---|---|---|---|
| 日本語 | 対応 | — | 対応 |
| 英語 | 対応 | 対応 | 対応 |
対応言語は製品版が9つ、デモが8つで、デモの一覧にはスペイン語(スペイン)がありません。
動作環境:IntelのMacはデモの条件に注意
製品版・デモとも1人用で、Windows、macOS、SteamOS+Linuxで遊べます。Steamページに載っている最低動作環境を、OSごとに並べました。
| 項目 | Windows | macOS | Linux |
|---|---|---|---|
| OS | Windows 10以降 | (記載なし) | Linux/X11 |
| プロセッサー | 2.5GHz以上 | 製品版:Apple M1 または Intel Core i3 デモ:Apple M1 | 2.5GHz以上 |
| メモリー | 4GB | 4GB | 4GB |
| グラフィック | ビデオメモリー2GB | ビデオメモリー2GB | ビデオメモリー2GB |
| ストレージ | 製品版2GB/デモ500MB | 製品版2GB/デモ500MB | 製品版2GB/デモ500MB |
Macでは、製品版とデモで条件が揃っていません。製品版の最低環境にはIntel Core i3も挙がっていますが、デモの欄はApple M1だけです。IntelのMacを使っている場合、無料デモで製品版の動作を確かめられるとは限りません。
Steam Deckで遊ぶ前に:互換性は未判定
2026年10月16日時点で、Steam Deckの互換性についてのValveの判定は、製品版・デモともまだ出ていません。
判定とは別に、開発元は発売2日後の10月14日に修正パッチ1.0.2を配信し、Steam Deckで画面がときどき反応しなくなる不具合を直しました。同じパッチでは、一部の実績が解除されない不具合も修正されています。
開発元:Nozomu GamesとInner Pocket
開発はNozomu Gamesです。発売の告知によると開発には2年かかりました。アートと物語の設計は、6月の告知で紹介されたEvaが1人で担当しています。ストアの説明には、制作に生成AIを使っていないという開発元の記載もあります。
販売元のInner Pocketは、開発者たちが共同で立ち上げたインディーゲームのレーベルです。8月の告知によると、このレーベルは『Burn With Me』のほかに『Nonolith』『Outcast Tales』、『The Archives of Trevosa』のSteam版を扱います。
デモと製品版の入手先
デモと製品版は、どちらもSteamのストアページから入手できます。ほかの体験版と比べながら選ぶなら、Steam Nextフェスの体験版の探し方で、日本語対応や動作環境の見方を紹介しています。
Steam(PC)
出典・確認日
確認日:2026年10月16日
- Steam『Burn With Me』製品ページ・『Burn With Me Demo』デモページ(上の「Steam(PC)」のリンクカード):発売日、収録範囲、言語、対応OS、人数、機能欄、動作環境、ストアの説明、スクリーンショット
- Inner Pocket公式YouTube『Burn With Me | Release Trailer』
- 開発元の告知「Demo out now!」(2026年5月):デモの中身
- 開発元の告知「Burn With Me releasing soon!」(2026年6月):後の章の先行紹介、Evaの担当
- 開発元の告知「Mega-collab」(2026年6月):カードの別イラスト
- 開発元の告知「We signed with Inner Pocket! But also co-founded it?」(2026年8月):販売元
- 開発元の告知「Burn With Me is out now!」(2026年10月):開発期間
- 開発元の告知「Hotfix 1.0.2」(2026年10月):修正パッチ
- Steam Deck互換性の判定(2026年10月16日時点、製品版・デモ)


