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『NEIGHBORS: Suburban Warfare』正式版で基本プレイ無料に|PS5・Xbox版とクロスプレイ、最大10人

『Neighbors: Suburban Warfare』のロゴと「VERSION 1.0 OUT NOW!」の文字、ボクシンググローブの祖母やゴルフクラブを振る老人など住人たちのイラスト
今日もゲームをはじめよう編集部
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隣の家に忍び込んでソファを叩き壊し、自分の家には罠を仕掛けて迎え撃つ。そんなご近所同士の抗争をチーム戦にした『NEIGHBORS: Suburban Warfare』(以下『NEIGHBORS』)が、2026年9月29日に正式版1.0となり、基本プレイ無料に切り替わった。同じ日にPS5版とXbox Series X|S版も配信され、Steam版と機種をまたいだクロスプレイに対応している。

早期アクセス時代は10ドルの有料タイトルだった。正式版で何が変わったのか、何人でどのモードを遊べるのか、日本語はどこまで表示されるのか、機種ごとに何が違うのか。10月1日時点の日本のSteam・PlayStation Store・Xboxストアの表示で確かめた。

3機種とも日本のストアで無料で入手でき、画面の表示は日本語に切り替えられる。音声はPS Storeの表示で英語。PS5版はオンライン対戦にPS Plusへの加入が必要とストアに記載されている。

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正式版1.0で何が変わったか

夜の住宅街で屋根の上からバールを構え、「ATTACK YOUR NEIGHBOR」の目印が付いた向かいの家を見下ろす一人称視点の画面
画像:夜の住宅街で屋根の上からバールを構え、「ATTACK YOUR NEIGHBOR」の目印が付いた向かいの家を見下ろす一人称視点の画面/出典:Steam『Neighbors: Suburban Warfare』ストアページ

開発・販売はデンマークのInvisible Walls。本作は2025年4月17日にSteamで早期アクセスを始め、開発元は当時の価格を10ドル/10ユーロと告知していた。そこから約1年5か月を経た9月29日、Steamの公式告知で1.0の配信を知らせている。告知が挙げた変更点は次の7つだ。

  • 基本プレイ無料になった
  • 「ネイバーフッドパス」を導入した(早期アクセス版の購入者には無料)
  • Steam・Xbox・PlayStationで配信し、クロスプレイに対応した
  • 新しい隣人(プレイアブルキャラクター)「Gwen」を追加した
  • 練習モード「Practice vs. AI」を追加した
  • 新しい家「Suburban House」を追加した
  • 主力モード「Destruction」を作り直した

無料化の理由は、2025年10月にCEOのDavid氏が書いた長文の告知「The Future of Neighbors」で説明されている。もともと基本プレイ無料を前提に作っていたが、早期アクセスは有料で出すことになり、無料の大作対戦ゲームと同じ市場で10ドルの値札が壁になった、という内容だ。同じ告知で、PS5とXbox Series X|Sへの展開と、1.0を2026年の第1〜第2四半期に出す目標も示された。実際の1.0は9月末になり、目標より数か月遅れている。

8月の開発状況の告知では、PS5・Xbox版の移植と無料化の準備に2025年10月から専任の小さなチームが当たっていたこと、1.0の無料版ビルドがソニーとマイクロソフトの認証に提出済みであることが語られていた。配信日そのものは、9月29日にCoffee Stainの配信番組「BIG BREAK」で発表すると前日の告知で予告され、その日のうちに配信が始まった。

モードと人数

空き缶を吊るした玄関ドアの前に、手に持ったトラバサミを設置しようとしている家の中の場面
画像:空き缶を吊るした玄関ドアの前に、手に持ったトラバサミを設置しようとしている家の中の場面/出典:Steam『Neighbors: Suburban Warfare』ストアページ

1試合の最大人数は10人。PS Storeには「10人までのPS Plusオンラインプレイヤー対応」、Xboxストアには「オンライン マルチプレイヤー(2-10)」と書かれている。早期アクセス前の2024年11月の告知では2〜8人のチーム戦とされていたので、正式版までに上限が2人増えた。

遊べるモードは、ストアの説明と公式告知を合わせると次の5つになる。

モード形式内容
Destruction(破壊)チーム対戦(PvP)相手の家の家財を壊し、自分の家は罠とバリケードで守る。本作の中心となるモードで、1.0で作り直された
Brawl(乱闘)チーム対戦(PvP)守る家はなく、相手をノックアウトした数で競う。2025年5月のUpdate 1で追加
Prop Hunt(プロップハント)チーム対戦(PvP)片方のチームが日用品に化けて隠れ、もう片方が制限時間内に探し出す。2025年9月のUpdate 3で追加
Robot Invasion(ロボット侵略)協力(PvE)夜ごとに押し寄せるロボットの群れから家を守る。自分を含め最大4人。7日間を生き延びるか、終わりのないエンドレスを選べる。難易度は4段階
Practice vs. AI練習(PvE)ロボットが住む向かいの家を相手に、Destructionの流れを練習する。1人でも、友達3人と組んでも遊べる。1.0で追加

Destructionでは、家のドアに空き缶を吊るした警報や、トラバサミのような罠を仕掛けて侵入者を足止めする。そのうえで味方の誰かが通りを渡って相手の家に入り込み、フライパンやゴルフクラブ、スレッジハンマーで家財を壊していく。守りに残るか攻めに出るかを試合中に分担するので、声をかけ合える友達同士で組むと役割が決めやすい。

1.0でのDestructionの作り直しは大きい。8月の告知によれば、試合中に集める資源をなくし、ショップの段階は夜が来るたびに両チーム同時に解放される形に変わった。キャラクター共通のパークは廃止され、ダッシュ用のキーもなくして基本の移動速度を上げている。素手で戦っていたMJ、Louie、Kevinにも最初から近接武器を持たせ、素手の攻撃自体をなくした。建設現場には強力なアイテムが出る「ヒュージ・ミステリードロップ」が置かれ、劣勢のチームが巻き返す手段になる。開発元は、覚えることが多すぎて初心者が途中で抜けてしまう問題を減らすための変更だと説明している。

1試合の長さと1人での遊び方

ヤシの木とティキ像が並ぶ南国風の通りで、筒状の武器を肩に構えた一人称視点の画面
画像:ヤシの木とティキ像が並ぶ南国風の通りで、筒状の武器を肩に構えた一人称視点の画面/出典:Steam『Neighbors: Suburban Warfare』ストアページ

1試合の長さについて、開発元は8月の告知で、1.0の変更によってDestructionの試合は約10〜15分になる見込みで、早期アクセス時の平均約20分より短くなると書いている。夕食前の1試合や、友達が集まるまでの待ち時間に1本、という遊び方がしやすくなった。

1人で始める場合の入り口はPractice vs. AIだ。対戦相手のいない状態でキャラクターの能力や罠の置き方を試せるので、野良の対戦に入る前の練習に向く。開発元も、初めての人が基本を覚える場、慣れた人が新しいキャラクターや組み合わせを試す場として用意したと説明している。敵の強さは参加人数に合わせて変わる。

Robot Invasionも1人から遊べる協力モードだ。登場するロボットは、同じInvisible Wallsが2021年に出した『First Class Trouble』のロボット「パーソノイド」だ。公式告知は、アリシア号(Alithea)の富裕層を片付けたパーソノイドが、今度は郊外の前庭へ攻めてきた、という設定で紹介している。対人戦が苦手な人でも、このモードなら家の守り方とアイテムの使い方を覚えられる。

Xboxストアの機能欄には「シングルプレイヤー」も並んでいる。ただしPS Storeには「オンラインプレイ専用」と書かれ、Steam版の動作環境にもブロードバンド接続が求められているため、1人で遊ぶ場合もネット接続は必要と考えておきたい。

隣人(キャラクター)と課金の仕組み

英語表示のキャラクター画面で、ピンクのボクシンググローブをはめた緑のワンピースの祖母ドリーンが構えている
画像:英語表示のキャラクター画面で、ピンクのボクシンググローブをはめた緑のワンピースの祖母ドリーンが構えている/出典:Steam『Neighbors: Suburban Warfare』ストアページ

本作ではプレイヤーが操作するキャラクターを「隣人(Neighbor)」と呼ぶ。公式サイトにはDoreen、Kevin、Chad、Kim、Gramps、Mary-Jean、Louie、P.Aの8人が並び、2025年9月のUpdate 3でCookie、1.0でGwenが加わった。日本のPS StoreとXboxストアの説明文では、部屋着にボクシンググローブの祖母「ドリーン」と、スリングショットを手放さない近所の悪ガキ「ケビン」が紹介されている。

キャラクターごとに役割は分かれている。たとえばCookieは罠を分解して奪ったり、トンネルを掘って移動したりする潜入役。1.0で加わったGwenはチアリーダーで、応援で味方の攻撃力を上げ、相手を煽って受けるダメージを増やす攻撃寄りの支援役と紹介されている。誰を選ぶかで、守りに残るか攻めに出るかの向き不向きが変わる。

課金の方針は、2025年10月の告知で示されたものだ。隣人や家のようにゲームの有利不利に関わる要素は、遊んで貯まるゲーム内通貨「Pocket Pennies」で解放でき、見た目を変えるコスメティックは有料通貨の対象にする、というもので、開発元は「pay-to-winにはしない」と明言している。Steamのストアページには「アプリ内購入」、PS StoreとXboxストアには「ゲーム内購入」の表示がある。

1.0で入ったネイバーフッドパスは、遊ぶと報酬を解放していくパスで、プレミアム版にはスキンのほかPocket PenniesとHarmoniesがまとまって入っている。早期アクセス版を買っていた人には、9月28日の告知によると、Gwenを含む全隣人の解放、P.A用のスキン2種、プレミアム版ネイバーフッドパスが自動で配られる。開発元はプレミアム版パスの価格を早期アクセス版と同じ額にしたと書いている。

日本語対応と機種ごとの違い

野球帽をかぶった少年が生け垣の陰からスリングショットを引き絞り、通りの向こうを狙っている
画像:野球帽をかぶった少年が生け垣の陰からスリングショットを引き絞り、通りの向こうを狙っている/出典:Steam『Neighbors: Suburban Warfare』ストアページ

3機種とも、画面の表示は日本語に対応している。Steamの言語表では日本語はインターフェースに対応し、どの言語にもフル音声・字幕の印は付いていない。PS Storeは表示言語に日本語を含み、音声は英語と表示している。Xboxストアも日本語はインターフェースに対応と表示している。キャラクターの掛け声やセリフが英語でも、メニューやアイテム名、ルールの説明を日本語で読めれば遊ぶうえで困る場面は少ない。

10月1日時点の日本のストアを見比べると、違いは次のとおりだ。

項目Steam(PC)PS5Xbox Series X|S
価格(日本のストア)無料無料無料
日本語インターフェース表示言語インターフェース
音声―(音声の言語表示なし)英語―(音声の言語表示なし)
オンライン人数―10人まで2〜10人
オンラインに必要なものブロードバンド接続PS Plus(ストアに「オンラインプレイにPS Plus必須」と記載)―
ゲーム内購入あり(アプリ内購入)ありあり
年齢区分―IARC 12+(軽い暴力)IARC 12才以上対象(軽い暴力)
コントローラーフルコントローラサポート、DualSense対応DualSenseの振動機能対応―

PCで遊ぶ人はSteam版を選べばよく、Steamの動作環境は最低でWindows 10、メモリ4GB、GeForce GTX 650 Ti相当、ストレージ20GBと軽めだ。PS5で遊ぶ場合は、ソフト自体は無料でもオンライン対戦にPS Plusが要る点に気をつけたい。3機種は公式告知でクロスプレイ対応とされている。

開発元Invisible Wallsと早期アクセスからの経緯

ハンチング帽の老人が水玉模様の傘を開いて身構え、青空にカモメが飛んでいる
画像:ハンチング帽の老人が水玉模様の傘を開いて身構え、青空にカモメが飛んでいる/出典:Steam『Neighbors: Suburban Warfare』ストアページ

Invisible Wallsはデンマーク・コペンハーゲンのゲームスタジオで、スタジオの公式サイトでは「ソーシャルな遊びを中心にしたゲームを作る」と自己紹介している。スウェーデンのCoffee Stain Groupがグループのスタジオを紹介するページにも、コペンハーゲンの一社として名前が載っている。

公式サイトに載っている作品は4本。2017年の『Aporia: Beyond the Valley』は古代の世界を探索するパズルアドベンチャー。2021年の『First Class Trouble』は、協力して災害を乗り切るはずのプレイヤーの中に、人間になりすました殺人ロボットが紛れ込んで裏切りを狙うパーティーゲームだ。2025年に本作の早期アクセスを出し、2026年には同じコペンハーゲンのGhost Ship Gamesと組んで『Deep Rock Galactic』のSeason 06「Relics of Hoxxes」の制作に加わった。8月の告知でも、チームの大きな部分がこの1年『Deep Rock Galactic』と『First Class Trouble』の大型アップデートにかかっていたと書かれている。

『First Class Trouble』から本作への流れは、CEOのDavid氏自身が説明している。同作のように、プレイヤー同士の関わりから混乱が生まれる軽いゲームを作ろうとして始まったが、開発の途中で競技寄りの対戦ゲームへ形を変えていった、という経緯だ。早期アクセス開始後は売り上げが想定を下回り、2025年9月には専用サーバーをやめてプレイヤーがホストする形へ移り、10月には無料化を決めた。1.0でDestructionを簡単にし、練習モードを足したのは、最初に目指した「友達と気軽に騒げるパーティーゲーム」に戻すための作業と読める。

『First Class Trouble』を遊んだことがある人なら、Robot Invasionに出てくるパーソノイドで両作のつながりを確かめられる。3つのストアの説明文は本作単体の遊び方だけを紹介しており、『First Class Trouble』を遊んでいなくても本作は始められる。

基本情報

家のカスタマイズ画面。黄色い外壁の二階建て「SUNSHINE RESIDENCE」と「SOLD」の看板が立つ前庭
画像:家のカスタマイズ画面。黄色い外壁の二階建て「SUNSHINE RESIDENCE」と「SOLD」の看板が立つ前庭/出典:Steam『Neighbors: Suburban Warfare』ストアページ
項目内容
タイトルNEIGHBORS: Suburban Warfare
正式版(1.0)配信日2026年9月29日
早期アクセス開始日2025年4月17日(Steam)
対応機種PC(Steam)、PS5、Xbox Series X|S
価格基本プレイ無料(ゲーム内購入あり)
ジャンルチーム対戦のパーティー乱闘アクション(一人称視点)
プレイ人数オンライン2〜10人(Xboxストアの表記)。協力モードは最大4人
クロスプレイSteam・PS5・Xbox Series X|S間で対応
日本語インターフェース(表示)。音声はPS Storeの表示で英語
年齢区分IARC 12+(PS Store・Xboxストア日本)
開発・販売Invisible Walls(デンマーク)

公式トレーラー

映像:Invisible Walls公式YouTubeチャンネル/NEIGHBORS: Suburban Warfare – 1.0 Launch Trailer

購入案内

郊外の歩道でエプロン姿の男性が駆け寄ってくるのを、金属の棒を持って迎え撃つ一人称視点の画面。奥に配達用のバンが停まっている
画像:郊外の歩道でエプロン姿の男性が駆け寄ってくるのを、金属の棒を持って迎え撃つ一人称視点の画面。奥に配達用のバンが停まっている/出典:Steam『Neighbors: Suburban Warfare』ストアページ

3機種とも無料で入手できる。下のカードから各ストアのページを開ける。PS5版はPlayStation Store、Xbox版はXboxストア(Microsoft Store)からダウンロードする。

Steam(PC)

PlayStation Store(PS5)

Xbox Series X|S

公式リンク・出典

PS5・Xbox・PCの容量を増やす

本作は基本プレイ無料のダウンロード専用タイトルだ。遊ぶ機種の空き容量が足りなくなってきた人向けに、PS5の拡張スロット用SSD、Xbox Series X|S用の拡張カード、PC用の内蔵SSDを載せた。

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