HoYoverse新作『Nodusfall』発表|写実的な世界で神話の巨獣と戦う協力アクション
出た。HoYoverseが『Nodusfall』を世界初公開した。gamescom Opening Night Live 2026のステージで流れた約3分20秒のワールドプレミアトレーラーは、これまでのHoYoverse作品から想像する画面とはかなり違う。写実的な人物、暗い神話世界、巨大な存在。そして4人で戦う協力型アクション。
トレーラーの最後に登場した発表者Geoff Keighleyは、本作を「HoYoverseの新作オリジナル協力型アクションゲーム」と紹介した。プレイヤーはWeaver(織り手)となり、神の権威が崩れ、秩序が崩壊した世界で、神話的な強敵に連携と戦術で挑む。ここまで明確に「協力」を前へ出したHoYoverseの新作は、かなり新鮮だ。
この記事では、世界初公開トレーラーと発表者の説明、発表前に出ていた情報を分けて整理する。発売日、対応機種、料金など、公式映像で触れられていない点は未定として扱う。
現在、公式発表から確認できること
| タイトル | Nodusfall |
|---|---|
| パブリッシャー | HoYoverse |
| ジャンル | 協力型アクションゲーム |
| プレイヤーの役割 | Weaver(織り手) |
| 舞台 | 神の権威が崩れ、秩序が崩壊した神話的な世界 |
| ゲームの軸 | 仲間と連携し、強大な神話的存在を倒す |
| 発売日 | 未発表 |
| 対応機種・料金 | 未発表 |
現時点で確実に言えるのは、トレーラーのタイトルとHoYoverseによる作品紹介、映像に映った内容まで。PC、コンソール、Unreal Engine 5、オープンワールドといった情報は発表前から報道や広告で語られていたが、今回のワールドプレミア映像では正式な対応機種やエンジン名までは説明されていない。
HoYoverseが出してきたとは思えない写実的な画面
最初に目を奪われるのは、金髪の女性がこちらを見つめるカットだ。肌の質感、髪の光、衣装の金属感まで、従来のHoYoverse作品で見慣れたアニメ調の表現とは別の方向を向いている。美形のキャラクターを出すという点は同じでも、画面の温度が違う。
続く映像には、炎に照らされた集落、荒涼とした大地、巨大な獣や神話的な存在が現れる。明るい街を歩いてキャラクターと出会うタイプのゲームではなく、最初から世界そのものが傷ついている。色も赤、黒、灰色が中心で、タイトルのNodusfallという響きに似合う不穏さがある。

物語のキーワードは「織る」「崩れる」「神話」
トレーラー冒頭のナレーションは、最初の絡まりがどこから生まれたのかを問いかける。洪水が広がり、災厄が絹の道を覆い、悪意が根を張る。十の太陽が昇り、古い言い伝えのように「Weavers」が現れた。しかし、彼らがなぜ来たのかは語られない。
字幕には、混沌を押しとどめる壁、閉じ込められた人々、千年続く憎悪、反乱の火種、奪われた神の力といった要素が次々に現れる。最後に投げかけられるのは、「この世界をもう一度織り直しに来たのか、それとも別の目的があるのか」という問いだ。
つまりWeaverは、ただ武器を持って怪物を狩る役ではない。壊れた世界の関係や歴史を、もう一度つなぎ直す存在として描かれているように見える。ここは映像から読み取れる範囲での推測だが、タイトルと役割がきちんと物語の中心に結び付いている。

協力プレイが前提。戦い方は「一人で強い」より「連携できる」
Geoff Keighleyの紹介では、プレイヤーは「一つになって」強大な神話的存在を倒す。必要なのは、密な連携と鋭い戦術。トレーラーでも、巨大な敵を複数人で囲み、武器や能力を切り替えながら戦う場面が映る。
ここで大事なのは、単に人数が多いゲームという意味での協力ではないことだ。発表者が連携と戦術を並べて説明している以上、仲間がそれぞれ別の役割を持ち、敵の動きや地形を見ながら戦う設計を狙っている可能性が高い。
発表前の報道では「Monster Hunterのようなゲーム」と表現されることが多かった。ただし、これはリークをもとにした外部の比喩であり、公式発表がその名称や細かな戦闘システムを認めたわけではない。今の段階では、神話的な巨大敵に協力して挑むアクションと捉えるのが一番正確だ。
発表前から名前だけが先に走っていた
Nodusfallは、正式発表の前から商標、テスト募集広告、流出映像をめぐって注目されていたプロジェクトだ。海外メディアのInsider Gamingは、8月14日の記事で、Nodusfallと呼ばれるHoYoverseの新作について、暗いファンタジー世界や大型ボス戦に関する情報を報じている。
IT之家も、発表前のテスト募集広告や「源初之結/The Weavers」という名前との関係、写実的なファンタジー、多人数協力などを紹介していた。これらは発表前情報としては興味深いが、リークや広告から推測された内容が混ざっている。今回、公式トレーラーでNodusfallという名称と協力型アクションという位置付けが出たことで、ようやく噂と公式情報を分けて話せるようになった。

公式ワールドプレミアトレーラーはこちら
発表の場は、gamescom Opening Night Live 2026。映像の最後にはGeoff Keighleyが登場し、作品のジャンルとプレイヤーの役割を短く説明する。前半の神話的な語りと、後半の発表者によるゲーム紹介を続けて見ると、HoYoverseがこの作品をどう売り出したいのかが分かる。
IGN掲載版のトレーラーはこちら。同じワールドプレミア映像を別の画面で確認したい場合に使える。
いま分からないことも多い。だからこそ映像の一撃が重い
発売日、対応機種、基本プレイ無料なのか買い切りなのか、テストの予定、キャラクターの役割分担、ソロプレイの可否。いずれも今回の映像では明かされていない。HoYoverseの作品だからといって、既存タイトルと同じ料金や運営形態になると決めることもできない。
それでも、今回の発表は方向性だけで十分に伝わった。HoYoverseは、アニメ調のキャラクターを大量に並べるだけではなく、写実的な神話世界で、仲間と巨大な敵に立ち向かう新しい柱を作ろうとしている。
『原神』が広い世界を一人で旅する気持ちよさを見せ、『崩壊:スターレイル』が列車で星々を渡る物語を見せた。そのHoYoverseが、今度は「一人では越えられないもの」に4人で挑ませる。ここがNodusfallの一番大きな変化だと思う。
まとめ:ホヨバの次の一手、まさかの写実系協力アクション
『Nodusfall』は、HoYoverseがgamescom Opening Night Live 2026で世界初公開した協力型アクションゲーム。プレイヤーはWeaverとなり、神の権威と秩序が崩れた世界で、神話的な存在に仲間と挑む。発売日や対応機種はまだ未発表だ。
トレーラーだけで判断すれば、HoYoverse作品の中でも最も大きく舵を切ったタイトルに見える。もちろん、実際の戦闘の手触りや運営形態が分かるまでは評価を決められない。それでも、最後にHoYoverseのロゴが出た瞬間に「そこが作るのか」と声が出るくらいには、強い第一印象を残す発表だった。
これは続報が気になる。次に見たいのは、4人がどんな役割で戦うのか、そしてこの世界を「織り直す」Weaverが、何を失い、何をつなぐ物語なのかだ。
参考にした情報
- gamescom Opening Night Live 2026:Nodusfall World Premiere Trailer(thegameawards)
- IGN:Nodus Fall – World Premiere Reveal Trailer
- gamescom公式サイト
- Insider Gaming:発表前のリーク報道
- IT之家:発表前のテスト募集広告・関連情報
※本記事の画像は、Nodusfall World Premiere Trailerの中から別々の時点を切り出したものです。© HoYoverse. 本記事は非公式の紹介記事であり、発表前情報は公式発表と区別して記載しています。
