『Withering Rooms(ウィザリング・ルームズ)』感想レビュー|ストーリークリアからのやり込みが本当に凄かった
こんにちは、きーるです。
インディーホラー『Withering Rooms(ウィザリング・ルームズ)』、一度ストーリークリアまで遊んでみたので感想です。
※終盤のシステムや進め方について多少触れています。
作品情報
| タイトル | Withering Rooms(ウィザリング・ルームズ) |
| 開発 | Moonless Formless(アメリカ・シアトルの小規模スタジオ) |
| パブリッシャー | Perp Games |
| 対応機種 | PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S |
| ジャンル | 2.5Dホラーアクション(ローグライク×ソウルライク×サバイバルホラー) |
| early access開始 | 2022年10月4日(PC) |
| 正式リリース | 2024年4月5日(PC/PS5/Xbox同時) |
| Steamユーザー評価 | 「非常に好評」(全体の96%が好評、直近レビューは100%好評 ※2026年8月時点) |

どんなゲーム?
主人公は少女ナイチンゲール。父親の命により、呪われた館「モスティン・ハウス」へと送り込まれます。
この館、なんと毎晩間取りが変化するという設定。歩き回る死体、商人、嘘つき、魔女など、それぞれ思惑を持ったキャラクターたちが徘徊する中を、忍び足で進んでいくことになります。
公式の紹介によれば、館の中には200以上の部屋、80体以上の敵・ボス、400種類以上のアイテムが用意されているとのことで、実際に遊んでみても「まだ見たことないアイテム・部屋がある」感覚がずっと続く物量でした。
のしかかる「呪いダメージ」というシステム
ダメージを受けると壁から血が滴り始めたり、奇妙な怪奇現象が起きたり、それまで見えなかった幻影・霊・罠が見えるようになったりするシステムがあります。
単純なHP管理ではなく、体力が削れるほど館そのものが「見せてくる情報」が変わっていくので、じわじわ追い詰められる感覚がしっかり伝わってきます。ホラーとしての緊張感の作り方が上手いなと感じました。
死んでも終わらない、館との駆け引き
儀式を行うことで、アイテムを夜をまたいで持ち越したり、永続的にレベルアップさせたりできるので、「死んだら全部パー」ではなく、少しずつ館を攻略していけるタイプの死に覚えゲームです。
魔法も豊富で、クローゼットの扉に罠をしかけたり、鎧に憑依させて助っ人にしたり、自分そっくりのデコイ(囮)を作り出したりと、正面から殴り合うだけではない立ち回りができるのも面白いところでした。

実際に遊んでみて:本番はストーリークリアから
ストーリー自体も、呪われた館らしい雰囲気と緊張感がちゃんとあって満足だった。ただ言わせてくれ。個人的に一番ぶっ飛んだのはクリアしてからだ。
ストーリークリア後のやり込み要素の量と深さが、控えめに言って頭おかしい。
ニューゲーム+、複数用意されたエンディング、400種類以上あるというアイテムの組み合わせ。周回前提でやることがどんどん出てくる作りになっていて、「1周クリアして満足」なんて生温いことを一切させてくれない。気づいたら深夜になっていて、気づいたら何周も潜っていた。時間泥棒にも程がある。
手続き生成で館の間取りが毎回変わる仕組みも、やり込み時にちゃんと効いてくる。同じ館を周回している感覚に一切ならない。周回のたびに新鮮な緊張感があるのが、正直ずるいと思った。
こんな人におすすめ
- ソウルライク・死に覚えゲーが好きな人
- 探索がっつりのメトロイドヴァニア/ローグライクが好きな人
- ゴシックホラー・ヴィクトリア朝の雰囲気が好きな人
- クリアして終わりじゃなく、やり込み要素までとことん潰したい人
まとめ
「インディーの2.5Dホラーでしょ?」ってナメて触っていない人がいたら、それは正直もったいない。ゴシックホラーとローグライク・ソウルライクを掛け合わせるという発想がまず面白く、実際に遊んでもその発想がちゃんと機能していた。
ストーリーだけでも満足のクオリティだったのに、クリア後のやり込みの厚さは完全に予想を超えてきた。Steamレビューの評価が非常に高い(96%好評)のも当然だと思う。
1人(〜少人数)のインディースタジオがこれを作っているという事実にも、正直かなり殴られた。応援したくなるとかいうレベルじゃない。金を払う価値が普通にある。
俺は今日もゲームをやる!!
